夜泣きとかんのむし ・ かんのむしの出し方
昔の日本人は、赤ちゃんが夜泣きをする原因について、赤ちゃんの体内に何かしらの虫がいて、その虫が騒ぐからだと信じられていました。その虫を体外に出すことで、夜泣きが収まるはずだと考えられていたのです。その虫をかんのむしと呼びます。かんのむしは、赤ちゃんだけではなく、成人にも住み着くと信じられていました。かんのむしの出し方を少々ご説明します。両手を石けんでよく洗い、そのあと濡れたままの手で塩をひとつかみ取り、その塩でさらに数十秒あらいます。手を乾燥させたら、両手ともぎゅっと握りしめて数分停止。それから手を開くと、指の先や爪の先に、細い糸状のかんのむしが出ています。かんのむしを出すと、おだやかになるのだそうです。
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